小さいときから理科好きだったからごく自然に化学者というか「化け学屋」になったので、宇宙にあまねく万物が、90あまりの元素の組合せで出来ていることぐらいは知っていた。しかし、その逆の、つまり組合わさっていたものがもとの元素に戻る「分解」という現象を知るには、相当な勉強が必要だった。だが、この「分解」は、日本のテレビ放送50周年の日の深夜、衛星中継が伝えたスペースシャトル・コロンビアの「空中分解」だった。
乗員7人を乗せて16日間の宇宙飛行を終えたシャトルが、あと16分で帰還するはずだったのに、何らかのトラブルを起こして交信も途絶え、紺碧の成層圏をマッハ3の速度で幾筋かの白煙を引きながら飛んでいくライブ画像の、あまりにもきれいな航跡。
それから今日まで、テレビも新聞のトーンも女性2人を含む宇宙飛行士7人の犠牲的行為を英雄としてたたえ哀悼のさまを伝えているが、事故の原因がシャトルの左翼付近の耐熱タイルを損傷したまま帰還の大気圏突入をさせ、それによって機体が高熱に耐え切れず空中分解したのだという見方が有力である。
それにしても、一分のスキもなく最も厳格なチェックを経て飛ばしていたはずの宇宙飛行のしかもアメリカのスペースシャトルが、着陸直前の大気圏突入時に火だるまとなって分解した・・・・。 そのとき、十分に訓練された7人の乗員は、多分、機体の異常を知らせるアラームか点滅する赤灯の中で地上の管制センターとの交信とあらん限りの智慧と腕を働かせて急場からの建て直しに必死だったろうから、死の恐怖を思ういとまもなく演奏中の録音テープがプツンと切れるように散っていったに違いない。「分解」・・・・それは、形のあったものを力や熱や光や酵素などの働きによってもとのパーツやエレメントに戻すことである。そして、今度のこの尊い犠牲の分解は、先端技術の脆さを人類に思い知らせた神意による啓示だったのではと信ずるほどだ。
現在、帰還の航路だったカリフォルニアからテキサスの広範な地域に散乱したスペースシャトルの残骸や遺品などの収拾作業が続いているが、それらをジグソーパズルのように組み合わせ、欠落のサインを読む事故原因の科学的な謎解きが始まっている。
その結論が次の飛躍への糧となり、尊い遺志を負って宇宙への果てしない進出を続けねばならないが、米大統領ブッシュも、追悼式では次のように述べている。
「地球の重力から脱出することは人類の昔からの夢であった。7人はその夢を実現した。 人が宇宙を探求するのは、我々がそう選択するからではない。神の創造の一部である人間は、神が創造した宇宙を理解したいと願う。(だから今後も)ベストの人材を見いだして宇宙へ送り、無事に帰還することを祈っている。」
彼が本当にそう思うなら、中東の一大統領降ろしに満載の近代兵器と兵士を動員し戦争を仕掛ける発想なんぞ「分解」させなければならないのに、その気も無い野蛮さが尚更に哀れでならない。
ちょっと古びたデジカメを手にぶらり歩きもまた楽しいもの。うつろいやすい世間のカゲの道すがらに、 思わず目を合わせたモノたちとの会話も、ナチュラリストのぜいたくのひとつです。

ハコベ〔あさしらげ・はこべら・ヒヨコグサ・スズメグサ〕 (common) chickweed
道端や畑などにごく普通にみられるナデシコ科の雑草で,春の七草の一つ(イラスト)。全体が柔らかくてくせがないので,小鳥などの品として広く親しまれ,別名をといい,英名はこのことを示している。茎は基部で分枝して地面をはい,長さ30cm前後で片面に柔らかな毛がある。葉は対生し,卵形で先はとがる。3〜6月,茎の先の集散花序に直径約5mmの小さな花をつける。花弁は白色で5枚あるが,深く2裂するため,10枚の花弁をもつように見える。花柱は3本,おしべは10本であるが,しばしば減数し1本になることもある。果実は卵形で6裂し,表面に小さな突起のある多くの種子をこぼす。
ハコベは,一般にはコハコベ Stellaria media(L.)Villars とそれに類似のミドリハコベ S.neglecta Weihe を区別せずに指す言葉で,全体に大型で緑色が濃く種子の突起の目立つのがミドリハコベ,葉が小さく茎がしばしば赤みを帯びるのがコハコベである。両者とも温帯を中心に広く分布し,鳥の品とされるほか,民間薬として全草を催乳剤に,また虫垂炎・胃腸炎の治療に用いる。またいってからすりつぶした緑色の粉を塩と混ぜ“はこべ塩”と呼んで歯磨粉とした。またかつては若い茎や葉を食用とした。よく似たウシハコベ S.aquatica L. は全体に大型で5本の花柱をもつ。ハコベ属 Stellaria は世界に100種ほどが知られているが日本には十数種が低地から高山までさまざまな所に生育している。 〔参考:世界大百科事典〕
1月は土曜日ではなく5日(日)に泉城跡の中央公園に集まり、ボーイスカウト横浜第62団・86団と合同で、2日早い七草がゆパーティーを開きました。 なお、この時期に採取できる自然の七草はナズナとハコベと市販ではスズナ・スズシロ(カブと大根)ぐらいのため、サンプルのほか食用には八百屋の「七草セット」を使いました。
2月の新鮮組のテーマは、「春をまついのち」。 ボーイスカウトの「みのる記念フィールド」キャンプ場近くの丘陵地帯で観察会をしました。 そして、春を待つ草木の芽や根っこのようすを顕微鏡で調べたり、日だまりに咲くイヌフグリやテントウムシやヤママユのふかふかベッドを発見したり、春を待つ和泉野のすがたを楽しみました。 また、この日はインフルエンザのシーズンと学校行事名護が重なって参加者は10人だったので、「風邪ひき予防」のためにゴールのあと特別に落ち葉でヤキイモを焼いて味のほうも楽しんで、解散しました。
ビスタワールドの主宰は、1月9日、京都の青年活動団体でつくる「京都青少年ゆめネットワーク」の研修会に招かれ、会場の京都呉竹文化センターでおよそ50人の青年活動リーダーに「ヒューマンウッドクラフトの心」のテーマをエコサイクル連想ゲームをまじえながら熱く語り、21世紀の地球人に必要な生き方のセンスを伝えました。
ウッドクラフト・・・・それは、一般に言われる本来「木工作」といった意味ではなく、宇宙・大自然の摂理に目覚め、それに従って人間らしい幸せな人生を歩むための、物心すべての働かせ方を指した生活規範と技術(わざ)のことです。そして、このセンスを環境共育という大きな流れの自然活動を通じて活かそう・・・・と。
誕生日を期して「ソーラー発電所」を創業した。しかも、自家消費で余る電力は「東京電力」に売るという買電契約を結んでの事業だ。師走、来年は何か新しいことを始めようかとあれこれ考えていたとき、ソフトエネルギー開発にかける若者の熱意に惚れての即決だから、環境共育の専門家という自惚れの満足感が得られれば十分だとの創業である。設計上の最大出力は、1.38キロワット時。それを二階の屋根上に並べた9枚のシリコンパネルが太陽光を受けて発電するだが、「採算」などは最初から期待していない。善良な市民の虎の子を銀行屋や証券会社が寄ってたかってバブルのエジキにし、放漫経営のツケを公的資金に頼ってヌクヌクして100万円預けても税引きの年利が160円という時代だから、「老後のために」と貯めたカネで銀行を肥やしボロ株の値上がりに希望なんかない。ならば、大自然に投資をしてエネルギーを戴き、なにがしかの売電料を稼ごうではないか。しかも、売った電力が誰かのエネルギーとして活きる自己満足発電所・・
これにKANTAと命名した。 由来は、子らへの環境共育に出る手操人形「環太くん」の名だが、 Kindly Act for the Natural
Techno Agencyの意味を織り込んだつもりである。昼過ぎ、発電量の標示を読んだら、薄日だったが570ワット・時だったから、このパソコンやテレビや冷蔵庫などが動いているから消費量の方が断然多い。だが、わがスローガン「さわやかな世界を創りましょう」がこうやって動いているのなら幸せ一杯の立春である。
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