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VISTA WORLD 21


   vistaworld21.com No.7 2002年(平成14年)6月5日号 


姉妹誌 メールマガジン ビスタスコーレ VISTA Scholé21
主宰:VistaIwao@aol.com  総局:sakamotom@muh.biglobe.ne.jp

VISTA―それは調和のとれた眺めや未だ知らぬ世界に拡がっているはずの景観や見通し、そして未来に向かう生命の展望です。私達は、スカウト運動の創始者ベーデン・パウエル卿が提唱した「自然という教場」の21世紀版を求めてビスタソング" Free Fly Flow" のように伸びやかでさわやかな世界を創り、次の世代に引き継ごうとする有志のネットワークです
ハナショウブ ( 撮影:5月24日伊勢原市あやめの里)

世界環境デーに思う
やじま いわを
 6月6日は「世界環境デー」である。 
 そこで、この日をはさむ週を「環境週間」、また当月を「環境月間」と名づけてのイベントが目白押しで、環境関係の官・民の機関や個人が鳴り物入りで 「地球にやさしい」 のキャンペーンを展開する。
 わが国でいえば、地球温暖化防止に関わる京都議定書の批准にこぎつけた直後でもあり、二酸化炭素の排出抑制と省エネルギーや省資源とリサイクル、事例発表会といったイベントや啓発のポスターが目をひく。 
 しかし、これらの趣旨やスローガンは、頭の中では理解できても、大量消費の飽食車線を突っ走りながら "地球にやさしく" とブレーキを踏ふめる人間が、果たしてどれほどいるだろうか。
 第一、自分のことを「やさしい」と思う自惚れ自体がなんともウサンくさいし、信用がおけない。
それが証拠に、超エリートといわれる官僚や国民の代表たるべきセンセーがたのご乱行から、ロー インパクト スカウティングを唱えながら残飯や廃棄物を多発してきたジャンボリーに至るまで、口先とうらはらな行為や見逃しをあげればきりがない。もちろん我が行状の不徳も含めてだが・・・・
 そこで、1972年に始まった「世界環境デー」の提唱国が日本だったことやその由来を改めて振り返り、暮らしに活を与えたい。 
 新幹線と東名高速道路の開通と東京オリンピックを新生ニッポンのお披露目とした1964年あたり、"敗戦"の虚脱を砕いた「青春期」のなりふり構わぬ成長は、当然のような大公害をまき散らしながら膨らんでいった。 そして、そうした汚染に警鐘を鳴らしたカーソンの「沈黙の春」(1962)にも耳をふさぎながら太陽の塔をシンボルとした EXPO'70(日本万国博覧会)へと登っていった。 それは、地球上に戦火のホットスポットはあったものの東西冷戦の雄アメリカとソ連邦の宇宙進出が競い合った時代で、天然資源の乱獲消費と農薬や合成化学物質まみれの環境汚染と生命の危機にローマクラブの「成長の限界」(1972)が宇宙船地球号の人類を揺さぶった。
 国連がようやく重い腰を上げた。 満身創痍の地球に住み続けるために世界の国々が協力して対策を話合い立ち上がった初の国際会議「国連人間環境会議」United Nations Conferebce on the Human Environment が世界114カ国の政府代表と国連専門機関など1300人を超える代表を集めて1972年6月5日から16日までスウェーデンのストックホルムで開かれ、わが国からはからは大石武一初代環境庁長官はじめ政府代表が出席した。
 ときあたかも産業革命から200年。人類が歴史の転換点に立っていることを自覚するこの会議で、「人間環境宣言」をはじめ地球を守る109の国際行動計画が採択され、それを具体化する国連環境計画UNEPの設置勧告も決まった。
そして、日本が提案した「世界環境週間」を基に「世界環境デー」が生まれ、毎年6月5日が世界中が環境についての認識を深める日となった。
 さて、「認識を深める」−−とは、どうしよう。 自分の世界といわず地球や宇宙といわず、関係している病根組織のこととか−−それらを取りまく環境をどのように認識し、この身体で何をしようか、
今年の世界環境デーは、ことのほか重たい。


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ピクセル彩路紀 No.7
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ちょっと古びたデジカメを手にぶらり歩きもまた楽しいもの。うつろいやすい世間のカゲの道すがらに、 思わず目を合わせたモノたちとの会話も、ナチュラリストのぜいたくのひとつです。
== わけ へだて の ない 救い ==

【 撮影:6月1日 横浜市泉区の自宅で】
ドクダミ〈 ドクダメ・ジュウヤク・シブキ〉 Houttuynia cordata Thunb
 雑草として各地の低地や路傍に群生するドクダミ科の多年草だが、1属1種で本州から沖縄、中国、ヒマラヤ、東南アジアに広く分布する。名は江戸時代から「毒を矯める・止める・毒痛み」に由来する。特有の臭気はラウリンアルデヒドやカプリンアルデヒドなどのアルデヒド類による。葉は心臓形で初夏、茎頂枝先に花に見える白い4枚の苞のある棒状の淡黄色の小花を密生する。 漢方では、全草を魚腥草(ぎよせいそう)の名で,解熱,解毒,利尿,湿疹の治療などに用いる。日本でもはれもの、虫さされ・切傷・洗眼・駆虫・皮膚病・胃腸病に用いられ、十薬の名がある。 (参考:広辞苑・世界大百科事典)

tttttttttttt 共 育 快 談ttttttttttttt
◆BSエコクラブいずみ新鮮組が「草木染めのバンダナ作り」
BSエコクラブ「いずみ新鮮組」は、晴天の5月11日(土)和泉城址の泉区中央公園に集まって、季節の草木染めにチャレンジしました。 参加者は、ボーイスカウト横浜62団・86団・鎌倉8団・ガールスカウト神奈川県100団とフリー参加の友達で総勢35人。
 ヨモギの採取から輪ゴムを使った絞り、染めこみ、ミョウバンによる媒染、乾燥をひととおり体験して各自オリジナルなバンダナを持ち帰りました。

以下は鎌倉第8団引率リーダー坂本さん(じつは、VISTA WORLD情報技術のご指南役)の引率記です。
草木染め交流記
 (前 略) お約束の時間に遅れること30分。矢島さんが残って待っていて下さって、恐縮しながら会場へ着きました。
いずみ新撰組に参加するカブやガールスカウトの皆さんにお詫びして、早速草木染めに入ります。手分けしてヨモギ摘み。それを洗い、鍋に入れて火にかけます。次に持参した白布を縛ったり、輪ゴミで括ったりして面白い模様を。何やら面倒な薬品をお湯にとき、布を入れて煮沸。30分ほども煮てから、取り出して干しました。ちょっと薄い出来上がりですが、きれいな薄い草色に染まっています。真ん中を数箇所、絞って輪ゴムでしばり、端をしばったりして作ったものは、なかなか面白い出来上がり。
 先の集会ではカマドを作ってご飯を炊き、野草のテンプラを楽しみました。また、手作りのソーセージにも挑戦し、結構美味しく頂きました。どんな場合でも、初体験は物事をとても難しく考え勝ちになります。しかし、案ずるより生むが易し。傍で見物だけにせよ、手順が理解できればさほど怖くはありません。ヒゲ親父と8人の悪ガキどもは(実はリーダは私一人です)、草木染めまで習得しました^^;
 懸命に矢島さんが説明して下さっている間、我がギャングどもは公園内を走り回り、ちっともお話を聞いていない風に見えました。集会で整列の合図をしても、取り敢えず前を見てる時間は数秒以内。奴らはあたまが曲がって着いているんじゃないかと疑いたくなるほどに、とにかく正面を見ません。
 夜になって、カブのお母さんからメールが入りました。一番の悪たれが、帰宅して草木染めの手順を家族に講釈したらしい。一応は筋が通っているらしいのですが、何を口走ったのかが気掛かりです。しかし、多少でも矢島さんのお話が聞こえていた事で、ちょっぴり安堵しました。 (中略) 本当にありがとうございました。

21世紀型生活、ここにありPHP新書 「環境先進国 江戸」 鬼頭 宏著
歴史的な人口動態と社会経済論で活躍している上智大学の鬼頭宏教授(じつはボーイスカウト横浜第62団指導者で神奈川連盟進歩委員長)から標記の本が恵送されました。
『人口が横ばいだった18世紀初頭から19世紀前半の日本。そこでは、高い生活水準を維持しながらも、限られた資源を有効に使い回す「循環型社会」が実現していた。経済と人口の成長が臨海点を迎えつつある今、レンタル、リース、リサイクルという発想を持った当時の社会システムと人々の暮らしを見直すべきではないか。』と、文明史と人口変動の波動の中で「江戸」を捉え、少子化と環境保全の切っても切れない関係を解き明かす。「環境先進国・江戸」に学ぶ21世紀の地球のあり方。・・・・・軽妙な語り口で解き明かす大ヒット、盟友各位にもお勧めします。〈 PHP新書 ¥660 〉

◆ 「みんなで作ろう仲よしの輪」 埼玉・カブラリー記念カバー
5月12日に埼玉県武蔵丘陵森林公園で開かれた第7回埼玉カブラリーの記念小型印切手カバーが、スカウト切手クラブの大御所、石岡市の佐藤一郎氏から届きました。




「先達十話シリーズ」採録進む
主宰のスカウト人生半世紀を記念して読者限定で出版している「先達十話」シリーズのインタビュー採録が進行中です。
  このシリーズは、平成7年(1995)に出した試作版「ミトワ十話」(神奈川のボーイスカウト運動の戦後復興功労者ジョン・ミトワ氏の採話集)の好評を受けての企画出版で、シリーズ第1編「利っちゃん十話」(戦前戦後のボーイスカウト運動の開拓者で神奈川連盟副連盟長山田利雄師の採話集)は本年2月に出版し、全国の盟友大好評をました。
 続編は、2月と5月にインタビューをした先達4師のテープ起こしが済んで秋から冬の出版になりますが、各編のサワリの部分はこのホームページに載せることにします。


【姉妹誌VISTA WORLDメールマガジン要約】
V ISTA Scholé21 Vol. 6 No.6  2002(H14) 年 6 月 1日 号
【姉妹誌VISTA WORLDメールマガジン】のテーマ随想 ♪ Free Fly Flow は;
 「〈往復書簡〉スカウティング フォァ ボーイズ」で、以下はその要約です

 一行目から書きたくないが・・・・との書き出しで、経済日本のリストラ時代に逆行する「アダルトリソーシス」や「団担当コミッショナー」の設置など絵に描いたモチのような体制を作って創始者が掲げた「スカウティング フォァ ボーイズ」(少年たちのためのスカウト活動)を軽んじ、ついには隊長訓練からハイキングなど野外訓練の実技を削除するなど・・・・
 こうした状態の全国会議(福井)会場から届いた盟友の便りに、主宰が英米の実状を述べながら、創始者B-Pやシートンが少年訓育で重んじた自然の教場と、そこで育む「ウッドクラフト」が、創造主から受け継いだ大自然の摂理のもとで幸せな人生を歩む規範だと述べている。
★ 全文を希望する方は、VistaIwao@aol.com にご連絡下さい。